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協会概要

理事長挨拶

渡辺 秀明
一般財団法人 防衛技術協会
理事長 渡辺 秀明

新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。新春を迎え、皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。本年も、皆様どう
ぞ、よろしくお願い申し上げます。
さて、顧みますれば昨年は、わが国の防衛産業にとって歴史的な転換点とも言える、極めて重要な一年でありました。何よりも特筆すべきは、海上自衛隊の「もがみ型護衛艦」をベースとした共同開発案が、オーストラリア政府によって次期汎用フリゲートとして選定されたというニュースであります。これは単なる装備品の輸出という枠を超え、長年にわたり皆様が研鑽を積み重ねてこられた日本の防衛技術が、その高い性能と信頼性において国際的に評価された証左であり、わが国の防衛産業界全体に勇気と誇りを与える大変明るいニュースとなりました。日豪両国の戦略的パートナーシップが新たな次元へと深化することは、インド太平洋地域の平和と安定に寄与するもの
であり、会員企業の皆様の技術力がその礎となったことに、心より敬意を表する次第です。

国内政治に目を転じますと、高市新政権の発足に伴い、防衛政策の実行スピードが劇的に加速しております。特筆すべきは、防衛予算の対GDP 比2%目標の達成時期を、当初の計画より2年前倒しすることを決定したことです。これは、厳しさを増す安全保障環境に対し、国家としての強い意志を内外に示した英断であり、防衛産業基盤の強化を強く後押しするものと確信しております。時を同じくして、小泉防衛大臣の強力なリーダーシップの下、防衛省内に「防衛力変革推進本部」が立ち上げられました。「これまでの考え方に囚われない」という大方針の下、単なる業務改善にとどまらず、組織のあり方や戦い方を根本から作り変える取り組みが始動しております。
具体的には、前例踏襲や縦割り行政を打破し意思決定スピードを向上させる業務プロセスの再構築、民生先端技術を即座に取り込むための装備調達の抜本的な迅速化と最適化、そしてリスクを恐れず新技術に挑戦する組織文化への変革などが強力に推進されています。これは、長年の慣習を打破し、効率的かつ実効性の高い防衛体制を構築しようとする政府の並々ならぬ決意の表れであり、私どもとしても、この改革の潮流に呼応し、柔軟かつ迅速な提案能力を磨いていかねばなりません。

そして迎えた本年、令和8年は、まさに「実行と変革の年」となります。新政権は、国家安全保障戦略を含む「安全保障関連3文書」の改定を、当初の予定より1年前倒しし、本年末までに策定する方針を決定いたしました。これに伴い、本年は政府・与党が一体となり、組織を挙げて新たな防衛戦略の構築に邁進する一年となるでしょう。急速に変化する戦いの様相や、AI・無人機技術の爆発的な進化に対応するため、戦略の陳腐化を防ぎ、常に最新の指針を示すという政府の姿勢は、われわれ防衛産業に対しても、より一層のスピード感とイノベーションを求めています。こうした大きなうねりの中で、防衛技術協会が果たすべき役割は、かつてないほど重要性が増しております。特に喫緊の課題と認識しておりますのが、急速に進化する
「民生先端技術(デュアルユース技術)」の防衛装備品への取り込みです。民生分野で培われたAI、通信、宇宙、素材技術などを、いかに迅速かつ効果的に防衛用途へスピンオンできるか。これは将来の装備体系の優劣を決定づける鍵となります。当協会といたしましては、この課題に対し、「どのような方策を用いれば、民生先端技術を防衛装備品へ円滑に統合できるか」について、制度面の課題や技術的な障壁を含めた多角的な検討を行い、具体的な施策として提言し、貢献していきたいと考えております。その具体的な取り組みの核となるのが、昨年来スタートさせました「先端技術研究会」であります。当協会の財政事情も決して楽観できるものではございませんが、会員企業の皆様、そして防衛省の皆様の真にお役に立つ存在であり続けるために、本年は不退転の決意でこの研究会を充実・強化してまいる所存です。限られたリソースの中ではありますが、知恵を絞り、会員各社が保有する優れた技術シーズと、防衛省のニーズを的確にマッチングさせる場を創出することで、オープンイノベーションを加速させてまいります。産学官の垣根を越えた技術交流を活性化させ、新たな防衛技術の地平を切り拓く一助となれば幸いです。激動する国際情勢と、変革を恐れない国内政治の潮流の中で、防衛産業界に寄せられる期待は高まる一方です。皆様と共にこの激動の時代を乗り越え、わが国の安全保障と技術立国の維持発展に貢献できることは、当協会にとりましても望外の喜びであります。結びに、会員各社の益々のご発展と、皆様のご健勝、ご多幸を心よりお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

事業概要

1. 協会誌「防衛技術ジャーナル」の発行等

防衛技術に関する知識の普及などを目的として、

  • 技術論文、防衛技術に関するトピックス及び各界有識者の意見などを掲載した月刊誌「防衛技術ジャーナル」の発行
  • 防衛技術選書など防衛技術に関する技術図書の編纂、出版
1. 協会誌「防衛技術ジャーナル」の発行等
1. 協会誌「防衛技術ジャーナル」の発行等

2. 講演会、セミナーの開催等

新春セミナー

防衛技術研究開発の推進あるいは防衛技術に関する知識の普及を目的として、

  • 防衛関連企業及び官の研究者、技術者を対象とした防衛関連技術に関する講演会、セミナー等の開催
  • 防衛技術に関する教育、講習、研修等の実施
  • 防衛技術研究開発に関するコンサルティング

3. 研究部会の設置

官民の技術者相互の啓発、研鑽及び交流を促進し、防衛技術の向上を図るため、官民の協力を得て、6技術分野の研究部会を運営

  • 運用・技術両面から防衛技術についての調査研究
  • 諸外国における防衛技術情報の収集・分析など
部会名 賛助会員数 参加学会等
水中防衛技術研究部会
幹事会社:日本電気、JMUディフェンスシステムズ、沖電気工業、
石川製作所、日立製作所、三菱重工業
26 •UDT(Undersea Defense Technology 水中防衛技術学会)
•MAST(Maritime / Air Space Technology 防衛装備技術国際会議)等
防衛用無人機システム研究部会
幹事会社:SUBARU、川崎重工業、日立製作所、
三菱重工業、IHI、日本電気、三菱電機、富士通

33 •AUVSI(the Association for Uncrewed Vehicle Systems International
 国際無人機システム協会)等
防衛用ヘリコプタ研究部会
幹事会社:SUBARU、東京航空計器、川崎重工業、
三菱重工業、IHI

13 •VFS(the Vertical Flight Society 垂直離着陸機専門学会)
•ERF(the European Rotorcraft Forum欧州回転翼航空機フォーラム)
ヒューマン防護システム研究部会
幹事会社:興研、東洋紡エムシー、IHI、住友ベークライト
12 •CBRNe Convergence(CBRNe (化学・生物・放射性物質、核、爆発物)シンポジウム)
•AUSA(Association of the United States Army合衆国陸軍協会)
光波・ミリ波センシング研究部会
幹事会社:富士通ディフェンス&ナショナルセキュリティ、日本電気、
三菱電機、東芝、トプコン、アイ・アール・システム、ケン・オートメーション
34 •SPIE(the International Society for Optics and Photonics国際光工学会) 
防衛用電子戦・レーダ研究部会
幹事会社:日本電気、日立製作所、IHI、IHIエアロスペース、
三菱電機、富士通、国際電気、東芝、電気興業
37 •AOC(the Association of Old Crows電子戦技術学会)



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海外調査団

海外調査団

研究部会講演会

研究部会講演会

4. 技術提供事業等

防衛省等に対する協力・支援として、

  • 必要な技術の提供及び研究施設の維持管理
  • 防衛技術に関する調査研究
  • 人材派遣

情報公開に関する資料

情報公開に関する資料一覧表

1.定款

2.役員等名簿

3.貸借対照表

4.事業計画書

5.収支予算書

沿革

昭和55年(1980年) 財団法人「防衛技術協会」として設立
昭和56年(1981年) 「防衛技術」発刊
平成05年(1993年) 「防衛技術ジャーナル」発刊
平成24年(2012年) 一般財団法人「防衛技術協会」へ移行

アクセスマップ

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